Barn works整備記録

需要がある人にはあるかもしれない納屋での整備記録

ジョグアプリオ4VP キャブセッティング

遅い速いは別として「走行」が可能になったアプリオ。

 

100のエンジンを積むと整備性は極悪です。しばらくは外装をつけないままセッティングに打ち込みました。そもそもスクーターって物に触るのが初めてだったので、駆動とキャブセッティングの兼ね合いにかなり難儀しました。


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兎にも角にもまずはキャブセッティング。

これがある程度キマらないとエンジンが壊れます。始動性も走り出しもそんなに悪くないのでパイロットジェットはある程度合ってるっぽいです。全開にしてみると、高回転まで上がったところで息継ぎします…メインをとりあえずめちゃくちゃ濃くしてみました。

私はキャブセッティングに確固たる理論や経験を持ってる訳では無いので、セオリー通り合ってない場合、番手を結構上げます。そっから地道に徐々に番手を下げて合わせて行きます。(プラグの焼色と回転数に対しての負荷を掛けた時のフィーリングを参考にしつつ)

しかし番手を結構上げてもこの症状は改善せず…油面を調整しても変わらず。ふと納屋に横たわる純正50のエンジンを見て「純正キャブ小さいな〜」と思ってたところ「もしかして負圧コックのキャパ足りて無くね」って事に気づきます。

ということで、中間にコックを付けて落下式に変更。息継ぎはあっさり改善。

キャブよりもその前の問題でした。

 

 

MJ145 SJ45 AS1回点と半分戻し クリップ3段目でプラグの色も悪くなく、ある程度のキャブセッティングが決まりました。しかし停止時から全開加速した際、40〜50キロでの加速の谷が浮き彫りになります…次回はその谷と長い時間戦うことに…