#2で大まかなクランクケースの切削は終わりました。
今回はピストンがストロークする上で干渉する場所や各部のクリアランスを確認し、少しずつ削っていきます。
クソ苦労してクランクケースに収まるようになったシリンダーをはめます。
ダミーベアリングをはめクランクにピストンも装着
まずシリンダースカートとクランクケースのクリアランスを確認
接触していたり、余りにも近いようだと要調整です。(ライトで照らして下から覗き込んだり大変)
次に手でクランクをゆっくり回転させ
・コンロッドとクランクケースのクリアランス
を確認
個体差はあると思いますが、マーキングしたところが特にキツいです。結局あんなに気を使って削った駆動側ケースですが、後ろ側のボルト穴はある程度貫通させないとクリアランスを確保できませんでした。
次にフライホイール側も同様に確認と切削を繰り返します。(クソ疲れる)
とそんなこんなで各部のクリアランスを執拗に確認して多分大丈夫(何となく適度には隙間が空いた気がする)となりました。
ここで一旦ホントにクランキング出来るのか両側にダミーベアリンを入れケースを合わせて確認しました。
画像を忘れましたが組む前には駆動系側のボルト穴を軽くタップで整えたほうが良いです。
動画ではなく画像ですが問題なく回りました。
#3はこの辺で終わり
#4は細かなところを削っていきます。(今回ほぼ削りしか無い…)