Barn works整備記録

需要がある人にはあるかもしれない納屋での整備記録

AF18 Dio 120cc化 #1 エンジン編

結局アプリオでは飽き足らす。タイトルにもある通りDioの120を作っていきます。

国内でこの作業をまとめられているブログが少ないのでまとめようかなと(誰もこんなメンドイことやらない)まぁディープなトコロにこれから足を踏みいれようとしてる人には、役立つかもしれません。

先人の方々が残してくれたヒントと海外youtuberの情報をもとに作業していきます。

なのでこのかったるいブログを読むより、そっちの情報を血眼になって探したほうが正直早いです…

 

とにもかくにも前置きはこの位にして#1を進めていきます。

まず駆動系と給排気を一旦考えずにエンジン自体を作るにあたって用意したもの

・af27太軸エンジン

・52.6ミリクランク

・54ミリシリンダー

・オイルポンプメクラ(デカいクランクにはオイルポンプのギヤが切ってないため)

・各種ベアリングとオイルシールとガスケット

・金属パテ

こんなもんです。

各メーカーはアリエク又は個人輸入でお好みにどうぞ 

自分は今回クランクをTWH シリンダーをタイダで作っていこうと思います。

 

手な訳で作業開始

まずaf27エンジンをささっと分解

分解方法はネジ外してクランクを抜くだけです。(以降セパレーターやインストーラーなどの使い方は省きます)


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第1工程としてクランクケースにクランクが全く収まらないのでケースを削ります。

その下準備として分解したエンジンに付いていたクランクベアリングの内側と外側を削り「ダミーベアリング」を作ります。「ダミーベアリングとは」に関しては他サイトなどでまとめられているので書きません。

 

フライホイール側から作業していきます。


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クランクがどんだけハミ出てるのかダミーベアリングを使い確認


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マジックなどで外周をなぞり印をつけ、
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ひたすら削りましょう。

リューターでも高い刃を使えばゴリゴリに削れると思いますが、自分は高い刃を買うお金がないので、SK11から出てる六角軸ローターヤスリで粗削り行い各部細かい調整はリューター(クソ安い刃)で削りました。


つーことでボルト穴貫通上等でゴリゴリに削り倒します。クランクを回してみてクランクケースとコンロッド大端部にある程度のクリアランスが出るように、各部調整しましょう。



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で入りました。

 

と、まあ記事が長くなりダレそうなので#1はこんな感じてとりあえず締めます。

#2は駆動側ケースを削っていきます。