Barn works整備記録

需要がある人にはあるかもしれない納屋での整備記録

ピアジオチャオチューニング総括 4

前回までの記事で、ひと通りのチューニングは終わりました。ナンバーを黄色に変更し公道へ…

 

走り出しロングプーリーにしても充分力強い

最高速はメーター読み55キロってとこでしょうか

これはもう胸を張ってコンビニに買い物へと行けるマシーンです。(様々な視線を浴びながら)


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しばらくこの仕様で乗っていましたが、屋外放置だったせいか錆が目立つ(多分そもそものメッキが弱い)のでつや消しブラックに塗装(塗装と言うより、かなり雑なので色染め)


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まだ見れるかなって感じに
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チャオはヘッドライト6Vウィンカー12Vの謎仕様なのでサブライトを付けたりと快適化してきました。しかし、欲張ってここでまたもう1段階上の走りを目指します。
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2ストロークと言ったら、チャンバーがエンジン性能の大半を左右する訳です。なので「ここまで来たら行くとこまで行こう」って事でヤフオクにて購入

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見るからにレーシーしかもめちゃくちゃ軽い。流石のポリーニ製なので取り付けもポンでOK(ステーが太くて入らないのでグラインダーで加工)そして装着、この見た目いやもう無敵やろ…ついでにプラグも1番上げときます。

走行した結果走り出しは人力アシストが必要になるぐらい低速は弱くなりましたが、上は比べ物にならないほど回ります。メーター読み6Xキロを記録

やっぱりチャンバーは大事。

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ピアジオチャオチューニング総括 3

 

今回は駆動編となります。

と言っても国内仕様のチャオはモノスピードなので、スクーターのような変速機はありません。(海外仕様とチャオの姉妹車ブラボーには搭載されている)シンプルにエンジン性能勝負で潔いです。

前回小加工しつつ、ブチギレながらボアアップを完了しました。これにより庭で乗った感じかなりトルクが上がってます。エンジン性能に準じてリヤのプーリーを小径化して最高速アップを狙います。またまた宇賀神商会のお世話になり(もうこの後もほとんどの部品はここで購入)
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せっかく駆動径をやりだしたのでついでにチャリの部分も替えます。ノーマルのチャオの場合リヤのフリーホイルが18Tのためほぼチャリとしては乗れません。

ここでアマゾンにある自転車用社外フリーホイル16Tを入手、これを入れる事でやっと人が歩く位のスピードが出るチャリとして機能します。
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部品も届き早速交換…

と、いく前に注意点があります。

フリーホイルが付いてるフリーホイルブッシュってのがあるんですが、ここが5000%固着してます。もうフリーホイル交換する際は絶対にブッシュも買ってください。

作業は工具をパイプで延長するなりバーナーで炙るなりしてシバき回してください。
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てことでシバき散らして勝利

車両から取るのにあんな苦労した訳ですから、ブッシュからフリーホイル取るのはどんだけ大変やねんってなります。むしろもうセット品です。
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新しいフリーホイルとブッシュをセットして、チェーンを掛けチャリ側の整備はおわりです。


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そんでプーリー側

こちらはまぁプーリーが回らないようにマイナスドライバーを突っ込んだりして緩め、あっさりと終了。ベルトを付けてマイナスドライバーをエンジンとフレームの間に押し込み、前方にズラしつつマウントボルトを締めて張りを調整します。(その際エアクリが邪魔になるので一旦外したほうがいいです。)

駆動系はこんな感じで終了です。これらがどう効いてくるか…1番の鬼門はフリーホイルですね。まぁチャリで漕ぐのは走り出しとかだけなので、別に交換しなくてもいいんですけどもね…

 

ピアジオチャオチューニング総括 2

前回に引き続きピアジオチャオ

試走の結果たのしいけど力不足を感じ、パワーアップに着手します。

チャオに搭載されてるエンジンは空冷2ストロークと己の脚力です。この2つをもっと活かすにあたって、以下に手を加えます。

 

社外品でのボアアップ

ボアアップに伴うプーリー径の変更

自転車モード時のフリーホイルギヤの変更

キャブレターの大径化

 

まずは社外品でのボアアップです。ポリーニ マロッシ シモーニ 中華のノーブランド と割と多く出ています。ここで1点注意があって、チャオのピストンピンは10ミリと12ミリの2種類が存在します。シリンダーを開けて確認してから購入してください。

つーことで特に何も考えずヤフオクポリーニの物を購入

ついでにデロルトのキャブも購入

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組むにあたってちょっとした加工が必要らしいと先人達のブログに書いてあったので、エンジンを降ろします。加工なしでも降ろさないと多分シリンダーは交換できません。

これがまぁ知恵の輪みたいにエンジンがハマっていたり、殆どのナット側が固定されていないので共回りしたり、難儀します。気合で取り出しましょう。

画像は無いですが、海外製なので各ポートとピストンのバリを良く取り、ピストンリングリアランスも調整。このポリーニのシリンダーには純正と比べてポートが増えてるっぽいです。付属のガスケットには切り欠きが無いので加工、クランクケース側も切り粉が入らないように養生してドリルで加工
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ポリーニの右純正

比較してみるとポリーニのが作り良くねーか?

どうなってんのこれ、、、
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スッと組付け完了。

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あとはまたイタリア人の考えた知恵の輪と供回りするナットにブチギレながら、ネジを回し搭載します。ついでに購入したキャブも入れ替えます。ほぼ同じ大きさなのでコイツはポンです。
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そして始動…デロルトキャブに付いてる初期ジェットが濃いらしくあまり吹けません。

後日宇賀神商会で購入したジェットセットでセッティング。(チャオのキャブはメインジェットしかありませんなのでバチクソ楽)

何かヤル気のあるエンジンサウンドになりました。

次回駆動編に続く…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビアジオチャオチューニング総括 1

ピアジオチャオ

コンビニに行くマシーンが欲しくて2019年頃ジモティーで購入

買ったら何かもう1台オマケで付いてきました。

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詳しい車両についての説明は、ここを見てるオタクであればみんな分かりきってると思うので省きます。

まず乗る前にタンクの錆取りやらコックの交換 キャブの清掃などを済ましました。部品はピアジオユーザーお馴染みの宇賀神商会

ここなら大体の部品は揃います。
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そして早速試走

最高速と登坂能力がもうちょい欲しい

殺人的なハンドリング

全身の血行を良くする振動

ヘッドライトより明るいウィンカー

 

なかなか良いじゃねぇかってことで、こっから色々手を加えていきました。

 

 

 

 

 

 

このブログの意味

 

自分自身の確認用も含め整備の記録として残すために開始しました。過去に整備した車両も記憶に残ってるところは書き起こします。

SNSなどの投稿では情報が流動的になってしまいがちなので…