前回に引き続きピアジオチャオ
試走の結果たのしいけど力不足を感じ、パワーアップに着手します。
チャオに搭載されてるエンジンは空冷2ストロークと己の脚力です。この2つをもっと活かすにあたって、以下に手を加えます。
社外品でのボアアップ
ボアアップに伴うプーリー径の変更
自転車モード時のフリーホイルギヤの変更
キャブレターの大径化
まずは社外品でのボアアップです。ポリーニ マロッシ シモーニ 中華のノーブランド と割と多く出ています。ここで1点注意があって、チャオのピストンピンは10ミリと12ミリの2種類が存在します。シリンダーを開けて確認してから購入してください。
ついでにデロルトのキャブも購入
組むにあたってちょっとした加工が必要らしいと先人達のブログに書いてあったので、エンジンを降ろします。加工なしでも降ろさないと多分シリンダーは交換できません。
これがまぁ知恵の輪みたいにエンジンがハマっていたり、殆どのナット側が固定されていないので共回りしたり、難儀します。気合で取り出しましょう。
画像は無いですが、海外製なので各ポートとピストンのバリを良く取り、ピストンリングクリアランスも調整。このポリーニのシリンダーには純正と比べてポートが増えてるっぽいです。付属のガスケットには切り欠きが無いので加工、クランクケース側も切り粉が入らないように養生してドリルで加工
左ポリーニの右純正
比較してみるとポリーニのが作り良くねーか?
どうなってんのこれ、、、
スッと組付け完了。
あとはまたイタリア人の考えた知恵の輪と供回りするナットにブチギレながら、ネジを回し搭載します。ついでに購入したキャブも入れ替えます。ほぼ同じ大きさなのでコイツはポンです。
そして始動…デロルトキャブに付いてる初期ジェットが濃いらしくあまり吹けません。
後日宇賀神商会で購入したジェットセットでセッティング。(チャオのキャブはメインジェットしかありませんなのでバチクソ楽)
何かヤル気のあるエンジンサウンドになりました。
次回駆動編に続く…